仏舎利が納められているというムルガンダ・クティ寺院へ行く。
仏教寺院だけあってとても厳かな雰囲気だった。
靴を脱いで、はだしで中へと入っていった。そこには日本人画家が書いたという壁画があった。
繊細なタッチの絵だった。
奥には黄金に輝く仏像が‥
なんか圧倒されながら観光し、満足して寺院を出たところ‥
明らかに私を見つめるインド人男性がいた。
(インドって日本人女性が狙われる国って何かで読んだ事があるからなんか嫌な予感‥)
彼はついてきた。ついてきて何かを言うのだが、ヒンドゥー語で解らない。
英語でも何かを訴えるのだが、早口で解らない。
ノーといいながら、避けていたのだが、いっこうについてくる。
そこでガイドのアジャーシさん登場。
「彼、一緒に写真を撮りたいそうですよ」
とのこと。
旅の話のネタにもなるかラッキー
と写真を撮る事をOKすると、肩を回してきた
それはノーときつく断る。
「私には日本に夫がいるの。だからボディタッチはノーだよ。」
と伝えてみた。(嘘情報)
OKと彼は答え、写真を無事撮りおわった。
その後まだ彼はついてきた。
アジャーシさんに、困ってると話すと、彼に近づき、ヒンドゥー語で何かを言う。
彼はビックリしたような顔をして、首を竦めて去っていった。
‥‥‥‥何を話したんだ
気になって聞いてみると、
「『実は彼女には、韓国人、中国人、日本人、の三人の夫がいるんだ。だから君の入る隙間はないんだよ。』って言ったら、分かってくれました。」
とのこと。
ちょっ‥‥その設定は無理があるんじゃ�
というか信じたのかそいつ
アジャーシさんは、
「すみません。気を悪くしましたか?」
と何故か照れ笑い。
‥‥面白いから許す。
アジャーシさんの笑顔が、心を浄化してくれた。
‥ここは仏舎利のある神聖な場所なのだ。その雰囲気が私を癒してくれた。
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