リキシャーはでっかい三輪車みたいなもの。
運転手がペダルをこぎ、乗車者が後ろの座席に乗り込む。最高二人座れる。
足場に足をかけ乗り込むと、フワフワと安定しない。
道路は牛のふんまみれだし、道路沿いは土埃がまってるし、きったない状況だったんだけど‥
雲に乗るってこんな感じなのかもしれない。
とちょっとおもしろい感覚だった。
そして、いよいよ漕ぎ出した。
運転手さんのペダルを漕ぐ身体の動きに合わせて、座席がユラユラと動き、フワ‥フワッと私の身体も揺らぐ。
リキシャー自体が息をしていて、それと一体化している感覚にとらわれた。
揺れる揺れる。
最初はその揺れについていくのに必死で、ゆっくり町並みを見る余裕が無かったのだけど‥
土埃の中、ストールでマスクして目を開けると、道端でチャイ屋のおじさんと目が合った。
「降りて買ってけ」
みたいな身振り手振りで‥
でもそうこうしてるうちにリキシャーは前へと進み‥
結局おじさんの声のみが後ろから響いてた。
おじさん‥売る気あったのかな‥
ちなみに写真は果物屋さん。
ぶれなかった唯一の写真でした。
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