2016年12月15日木曜日

マタニティヨガとの出会い

ヨガは定期的に行っていた趣味の一つでした。
妊娠初期のつわりの時はさすがに出来なかったけれど、
安定期に入り、再度ヨガで心と身体を整えようと思い立ちました。


私のヨガの先生は3人。
元々の私の友人がヨガのインストラクターをしていました。
その繋がりでさらに二人の先生を紹介して頂き、
週一回のペースでヨガを教えて頂ける事になりました。


元々ヨガの教えは大好きで、
妊娠前、ヨガは頭をからっぽにするために行っていました。


久しぶりのヨガ。


マタニティヨガは、ヨガの呼吸法・考え方を大切にしながら
赤ちゃんを産む為の練習をしていくものです。

私のヨガの目的は、

  お産の為に体力をつける事
  赤ちゃんと対話する事

でした。


実際にマタニティヨガをしてみると、
自分の身体の変化が週ごとに分かりました。


先週より呼吸が早いな

とか

お腹が重くなったな

とか

ヨガの呼吸法をしていたらリラックスして眠くなってしまった。
私、疲れてたんだな

とか


自分を見つめなおせるのです。

ヨガ後は本当に気持ちよくなって、脱力感で寝てしまいます。

毎日出来ればいいのですが、
一人ではなかなかセカセカしてしまい、
ゆっくりしたヨガをないがしろにしてしまっていました。

まだまだだなと反省

だからこそ週に一度のヨガの時間は、
至極のひとときとなり、
私のマタニティライフの楽しみの一つとなりました。

のびーっとしてるねこさん
マルタ島より


2016年12月10日土曜日

胎動を感じた話

つわりが終わってからというもの、
妊娠中の楽しみとして期待していたもの

胎動!

胎動は早い人で16週頃から感じると言われています。

私が胎動を感じ、これが胎動と確信したのは18週に入った日。
車の助手席に座っていたときの事、腸が動く感覚があったのです。

ポンッ!

と小さな衝撃があって、

「ん?」

と最初は消化の音かと思いましたが、
今まで生きていた中で消化音でぴっくりする経験は無かった事を思い出し、
「胎動かな?」
と気づいたわけです。




それからは、リラックスしているときにモニョっとたまに動いてくれる
うちの子。

…愛おしい♡

この時期は強い胎動は少なく、
「あ!動いた!」
と感じる度に、大きな幸福感に包まれたのでした。

2016年11月25日金曜日

妊娠中のマイナートラブル 何故か鼻水が止まらない

私は妊娠初期から謎の症状に襲われました。

鼻水が止まらない。

花粉症持ちですが、秋の植物には今まで反応した事がなかったのに…

特に夜中がひどく、息が出来なくなるくらい、鼻水が出てきました。
呼吸も苦しいし、
夜中に起きてしまうし

日中はそれほどではないのですが、
夜中と朝方の鼻水アタックは非常に辛い…

どうやら、身体が胎児を異物と捉えてしまい、
身体が反応しているようだったのです。

中期のマイナートラブルでした。

マルタにて、道ばたで見つけた猫さん。
この子もアレルギー持ちみたいで、目がかわいそうなことに…

2016年11月12日土曜日

つわりが終わった!

吐きつわりが本格化してから私は、
毎日ネット検索でこんなワードを入力していました。

【つわり いつまで】
【つわり 終わり】
【つわり 何ヶ月続く】

我ながら必死で毎日を暮らしていた事が分かります。
つわりの終わりが分かり易かった方もいれば、
妊娠後期までつわりが続く方もいて、三者三様。

でも、このサイトでは、ピークが10週あたりで、
17週あたりには大半の方が終わっている!!

「つわりはもうすぐ終わる」と自分に言い聞かせ、
赤ちゃんにも「気持ち悪いのもう終わりだよね〜?」と問いかけ、
なんとか乗り切って行こうと思っていた矢先でした。

私のつわりの終わりは、突然派でした。
忘れもしません、妊娠14週目のある日、突然
「あ、フライドチキン食べたい」
と思い立ち、ふらふらとお店に入って食べたところ、

食べれるじゃありませんか!油物が!

しかも気持ち悪くない!!

その日の空は雨上がりで、雲の隙間から光が差していて、
なんとも晴れやかな気持ちだった事を覚えています。

ごはんがおいしいってすばらしい!!
肉が食べれるってすばらしい!!!
油物最高!!!!

この写真はヨーロッパ一周したときのパリ「自由の女神」



単純ですが、食べる事が大好きな私は、一瞬にしてこの日から
世界が明るくなったのでした。

つわりピーク時、2週間は死ぬほど辛かったけれど、
案外早く切り上がってくれました。

2016年10月24日月曜日

妊娠して仕事を辞めるという選択

妊娠して仕事を辞めるという選択


仕事を続けるか悩みました。

何故なら私は会社に努めているわけではなく、
フリーランスというスタイルで働いていたからです。

フリーランス(自営業)は、
毎月の仕事のスケジュール管理やお給料の管理、
社会保険・社会保障関係の管理も自分で行います。

つわりの時、フリーランスならではの壁が出てきていました。

スケジュール管理が体調が悪すぎて出来ない
お休みしたい時、先方に自分で連絡を入れなければならず、
理由が理由なだけに一苦労しました。

体調がいつよくなるのか分からないので、先のお仕事の予定も
なかなか立てられませんでした。

会社に努めていても、妊娠の報告のタイミングは難しい事だと思いますが、
妊娠初期という事もあり、
私はとてもナイーブな感情になっていました。

出産してから一年後に復帰できるという保障はどこにもない状況だったのです。
悩みに悩み、いろいろな方に相談しました。

私が「辞める」決断が出来たのはある方からの言葉でした。

「子育てはお腹にいる中から始まってるんだよ。」

この言葉を聴き、自然に辞めようと決断。
前回書いた通り、その時の私は仕事に関してボロボロでした。
外回りが多いので長時間歩くのは毎日。
移動時間だけで3時間超える事は稀ではありません。
人と人との間に立ち、ストレスがかかる仕事でした。

お母さんのストレスがそのまま赤ちゃんに行く事は知っていました。


赤ちゃんを守ろう。

感情に流されたわけでなく、
人生の一番が自分の子になった感覚でした。


分かっているのは、辞める選択をした事で仕事のしわ寄せがいろんな方面に行っている事でした。
自分勝手と言われるかもしれないですが、
それでも受け入れて「おめでとう」と言って下さった
仕事の仲間に本当に感謝しています。



2016年10月17日月曜日

つわりの話

子どもを身ごもったと分かってから、
味覚がすごく変わりました。

自分の唾液すら不思議な味で、
おいしく感じていた味付けが奇妙な味で、
なんとも言い表せないのだけれど、
とにかく何を食べてもおいしくなく感じてしまいました。

「これがつわりというやつか!!」

人生初の体験に少し喜んでしまっていたところ、
始まってしまったのです、
徐々に違った形のつわりが…

電車に乗っていたところ、とにかく気持ち悪い
降りても気持ち悪い、
トイレに駆け込み吐きました。

これが吐きつわりの始まり。

それから2ヶ月続くとは…

とにかく何をしていても気持ち悪い。
(コンビニやスーパーのりんごジュースは受け付けない。
 旦那さんのお母さんが送ってくれた、このジュースが私の命を繋いだ。
 ありがとう、お母さん〜〜!!)


そして、たまたま食べて吐かなかったセブンイレブンのうどん


この二つの食材しか受け付けなくなった私の身体はみるみる痩せていき、
2週間で−4キロ体重が減少。

立ち上がるとふらふらするため、
一日の大半はソファーで横になって過ごし、
仕事も2週間休んでしまいました。

辛かったし、この時期の事を思い出すとまた気持ち悪くなるけど、
そんな中わたしは、
「痩せてラッキー」
ぐらいに思ってしまっていました。

実はここ数ヶ月まれにみる太りっぷりで、
結婚式まで控えていて、
どうにかならんかな、この体型と思っていたところだったからです。

この時期、お腹の赤ちゃんが、
「ママが一番奇麗に見える最適な体重になるようにしてあげたよ♡」
と、天使のいたずらをしてくれたのだと思うようにしています。

つわりの時期であっても、おなかの中にいるまだ見ぬ我が子を
とても愛おしく感じた時期でした。
(もう、つわり終わりにしたい〜と旦那に何度も泣きついていた私ですが…)


2016年9月22日木曜日

未来が明るく見えた話



今回の日記は前回とも冠る内容が多いけれど、
つらつら書いていきます。


妊娠してから真っ先に考えたのはこれからの自分の生き方についてでした。



やりたい事があれば、「どうやったらそれが出来るか」を常に考えて、
実行するパワフルさは最近の私にはありませんでした。

ヨーロッパ周遊後、やりたかったはずの仕事に就いたものの、
満足のいく毎日を送っていたわけではありません。


長旅経験者や留学経験者あるあるなのかもしれないけれど
「全てやりつくした感」は否めなくて、

次の自分の目標を何に定めれば良いか分からなくて、
友達と飲みながら、

「何かしたいのに何をすれば良いか分かんないな〜
 今の仕事も辞めたいな〜」

とネガティブ発言。

結婚してキラキラな未来が待っているとも思っていなかったし、
女性でも結婚生活にしばられたくないとも思っていたし、
自由に生きたいと切に願っていたのに、
フリーランスの今の仕事はボロボロ。



世間一般でいうと、結婚もして、仕事もしてて、
それだけで幸せ者なのかもしれないけれど、
私は腐っていて、
とにかく心から笑える日が極端に少なかったのです。


贅沢な悩みかもしれなかったけれど、
真剣に悩んでいたのでした。


子どもがお腹の中にいると分かった時、自然と同様は無く、
じわ〜っと心があったかくなった事を覚えています。



これがこれからの生き方なのかな?
私の人生青年期第二章が始まったのかな?



長旅から帰ってきて腐っていた2年間。
こんな私でも選んでお腹に入ってきてくれた小さな命です。



この先無事に生まれてくるか分からないし、
初めての経験だから不安だけど、

その時の私は、ただっぴろい漠然とした未来に
道しるべを見つけた気がしたのでした。





産まれました!

5月16日に3328gの男の子出産しました! 予定日プラス4日で産まれてきてくれた我が子。 私の出産劇はけっこうドタバタだったのですが、 助産師さんからは 「超安産でしたね☆」 のお墨付きを頂きましたので、きっと安産だったのだと思います。 陣痛中は、苦...