私は恵まれています。
病院の仲間で家を失った方はいる中、私は家があります。恵まれすぎています。
だから私が潰れてはいけないのに、もっと頑張らなきゃいけないのに‥身体は少し限界に近づいてきてました。
ごめんなさい。甘えさせて下さい。
両親がガソリンを満タンに詰めて、実家から私を迎えに来てくれました。
後ろめたさと安心感。複雑な想いを抱いて実家へと帰りました。
七日ぶりのお風呂です。
なみなみとはられているお湯を見て、ここは天国じゃないかと疑いました。
身体が芯まで温まった瞬間、始めて自分が疲れている事に気づきました。
湯舟につかるといろんな想いがよぎります。
改めて幸せを感じました。
実家では雛飾りが待っていました。私に見せようと家族が飾ったままでいてくれたようです。
婆ちゃんが、
「神棚の物は全て落ちたのに、お雛様だけは全く倒れなかったんだよ。不思議な事もあんだね。あんたを守ってくれたんだよ。」
と教えてくれました。
お雛様が少し笑ったように見えました。
私を救ってくれてありがとう。
そして、家族のみんなを守ってくれてありがとう。
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