2011年2月12日土曜日

ガンジス川

 
ガンジス川に行くことがこの旅の目的だった。
 
だからもう前夜はドキドキしていた。
ガンジス川を見れば世界観が変わるかもしれない。
 
そんな期待を膨らませ、朝をむかえた。
 
 
 
 
 
朝は4時起床。
 
ねむっ!!!!
 
ガンジスからの朝日を見るため早めの起床だった。
 
ホテルから車で5分。街の道路で降りてから徒歩10分。ガンジス川が待っている。
 
 
 
 
 
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朝早すぎて物売りさんもいない。
 
 
 
静かだ。
 
 
 
着いた日から毎日うるさかったから、ほんとに静かに感じた。別世界に来たみたいだ。
 
 
 
 
 
 
 
途中の道。
 
 
 
 
ンゴッア!!!!!!
 
 
 
 
 
 
という大音に驚く。
 
 
ビクビクしながら音がした方を見ると‥
 
おっちゃんが牛と共に寝ていた。
 
 
 
 
 
 
 
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音はおっちゃんの口から時おり漏れており‥
 
 
大きな音は、おっちゃんのイビキだと分かった。
 
 
 
驚かすなよ!!そして何故道で寝てるんだ!!
 
 
 
 
おっちゃんは明らかに物乞いさんではなさそうなのに。
 
 
でも冷静になって周りを見渡すと、外で寝てる人が結構いる。
 
 
そうか。夜でもさほど寒くないしね。
 
 
 
 
 

2011年2月10日木曜日

私にはハズバンドが三人います(嘘)

 
仏舎利が納められているというムルガンダ・クティ寺院へ行く。
 
 
仏教寺院だけあってとても厳かな雰囲気だった。
 
靴を脱いで、はだしで中へと入っていった。そこには日本人画家が書いたという壁画があった。
 
 
繊細なタッチの絵だった。
奥には黄金に輝く仏像が‥
 
 
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なんか圧倒されながら観光し、満足して寺院を出たところ‥
 
 
 
 
 
 
 
 
 
明らかに私を見つめるインド人男性がいた。
 
 
 
(インドって日本人女性が狙われる国って何かで読んだ事があるからなんか嫌な予感‥)
 
 
 
 
彼はついてきた。ついてきて何かを言うのだが、ヒンドゥー語で解らない。
 
 
 
英語でも何かを訴えるのだが、早口で解らない。
 
 
ノー!!といいながら、避けていたのだが、いっこうについてくる。
 
 
 
 
そこでガイドのアジャーシさん登場。
 
 
 
 
「彼、一緒に写真を撮りたいそうですよ」
 
とのこと。
 
 
旅の話のネタにもなるか音符ラッキー
 
と写真を撮る事をOKすると、肩を回してきた!!
 
 
 
 
 
それはノー!!ときつく断る。
 
 
「私には日本に夫がいるの。だからボディタッチはノーだよ。」
 
と伝えてみた。(嘘情報)
 
 
 
OKと彼は答え、写真を無事撮りおわった。
 
 
 
 
 
 
 
その後まだ彼はついてきた。
 
 
アジャーシさんに、困ってると話すと、彼に近づき、ヒンドゥー語で何かを言う。
 
 
 
 
 
彼はビックリしたような顔をして、首を竦めて去っていった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
‥‥‥‥何を話したんだ
 
 
 
 
 
 
 
気になって聞いてみると、
 
 
 
 
『実は彼女には、韓国人、中国人、日本人、の三人の夫がいるんだ。だから君の入る隙間はないんだよ。』って言ったら、分かってくれました。」
 
 
とのこと。
 
 
 
 
ちょっ‥‥その設定は無理があるんじゃ�
 
 
というか信じたのかそいつ!!
 
 
 
 
 
 
 
アジャーシさんは、
「すみません。気を悪くしましたか?」
 
と何故か照れ笑い。
 
 
‥‥面白いから許す。
 
アジャーシさんの笑顔が、心を浄化してくれた。
 
 
‥ここは仏舎利のある神聖な場所なのだ。その雰囲気が私を癒してくれた。
 
 
 
 

2011年2月9日水曜日

生きるため

 
 
 
観光地について、この旅初めての物売りさんに囲まれる。
 
主に子供達だった。
 
「チープ!!チープ!!ヘイ、マダーム!!」とついて来る。
 
迫力に圧倒。
 
そしてアジア独特の活気のある雰囲気にゾクゾクする私もいた。
 
 
 
 
 
 
さらに、こういう人がいた。
 
 
 
 
 
 
生きるために写真をせがむ
 
 
 
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これが商売なんて知らなかった。
 
インドらしいと写真を向けると、にっこり微笑んでくれる彼女がいて、
 
 
なんて素敵な衣装なんだ。写真をとらせてくれるなんて、なんて親切なんだ。
 
 
 
と思ってしまったら思うツボ。
 
 
 
お金をせびられてしまった。
 
 
 
けど、ヒンドゥー語が分からず、テキトーにうんうん聞いて、バイバイしたら‥
 
普通に次のお客様の所へ向かっていった。
 
 
 
 
そうゆうとこユルイ。
 
 
 
 
 
 
 
こちらは対照的な格好。
 
 
 
 
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生きるために手を差し延べる。
 
 
観光地にも入れず、網から手を伸ばす。
 
 
 
後ろにいる子供達は、火をつけたマッチを口の中に入れ、火を消すパフォーマンスを披露。
 
 
 
危ないから辞めなよと顔をしかめると、面白がって、何度もお披露目する。
 
 
もうあたしが何も興味を示さないと分かると、去り際、手を振って笑顔を見せてくれた。
 
 
不思議な気持ちになった。
 
 
 
押し見切りも知っている。
 
 
 
こうやって生きてるんだな。
 
 
リアルなだった。
 
 
 
 
 

2011年2月8日火曜日

イッツアスモールワールド

 
 
足場の悪い中、民間の道を通っていくから、とにかくおもしろい!!
 
 
観光バスが通るのが珍しいのか、みんな見てる。
 
 
想像してほしい。
 
 
 
 
 
それはまるでディズニーランドの、イッツアスモールワールド
 
 
道沿いに人々が立ち、その中をくぐり抜けるかのようにバスがゴトゴトとゆっくり走る。
 
 
みんなが見ている。
 
 
 
 
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人々の生活が間近に見える。
 
 
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足場の悪い道を工事してる人、赤ちゃんをあやしてる人、果物を売っている人‥‥
 
 
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ただ一つスモールワールドと違う点。
 
 
みんな無表情であること。
 
 
 
なんで?
 
 
 
とにかだ。
 
 
 
手を振ってくれる人もいるのだが、とにかく無表情だった。
 
 
 
 
 
 
後々、作り笑顔の物売りさんと嫌というほど絡み、
 
この時の彼らの無表情さを愛しく思える事になるなんて、想像すらしなかったんだけどね‥
 
 
 
 
 
 
商売人ほど笑顔が多い。そして一般人であるほど無表情であった。
 
 
 
 
でもどちらの表情も、人間らしくて大好きだ。
 
 
 

2011年2月7日月曜日

バスが動かない

 
 
ベナレスについて、早速ハプニング!!
 
 
ブッタが初めて説法をしたと言われる仏教の聖地サルナートへ向かう途中だった。
 
 
 
観光用の整備された道があったようだが、雨期で道路が破壊されたため、一般の道をバスで通行する事になった。
 
 
そこが問題
 
 
一般の道は狭く、観光バスが通れるギリギリラインの幅だった。
 
 
そんな道だから対向車もバスとなると、もう車間が三十センチもないんじゃないかと思うくらい狭い。
 
 
そして雨で道路がぐちゃぐちゃ。幅が更に狭くなってる。
 
 
 
 
こんな悪条件なのに‥
 
 
前の前を走っていたオートリキシャが泥にはまり、横転するという事件があせる
 
 
対向車はそれを避けようと車線はみ出すし、その後に観光バスが連なるもんだから、もう‥‥‥動かなくなった
 
 
しかもうちのバスも泥にはまり、抜け出せないという事態。
 
 
 
 
道端で一部始終を見ていたおっちゃん達が集まってきた。
 
 
 
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さらに、もっといっぱい集まってきて‥
 
 
 
 
 
 
 
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助けてくれようとするんだけど‥
 
 
みんな言ってる事がバラバラで‥‥
 
 
 
 
こっちにハンドルをキレと、一斉に違う方向に指を指した。
 
 
 
 
 
 
 
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どっちに行けばいいかわかんないし!!
 
 
 
 
 
 
 
と、あたしの心のツッコミは彼らに伝わるはずなく、
 
 
 
 
 
運転手さんは熟練の腕と運でなんとかその場を抜け出す事に成功。
 
 
 
 
おっちゃん達は、満足気な表情を浮かべ、それぞれの持ち場へ戻っていった。
 
 
 
 
 

2011年2月6日日曜日

デリ~ベナレスへ

 
 
二日目はベナレスヘ行く。
 
インド国内線キラキラ
 
飛行場に着くと、旅行客用レーンとインド人レーンに別れてチェックを受けた。
 
良いのか悪いのか、インド人へのチェックはかなり厳しく、旅行客へのチェックは甘い。
 
普通逆じゃね??
 
 
 
インドはテロも普通にある国で、そして宗教もバラバラだからかもしれない。特にイスラム系の服を着てる人にはかなりチェックが厳しかった。
 
 
 
私たちみたいな観光客はそれを横目にスルスルとレーンを通り、
 
「飛行機乗る前にトイレトイレあせる」と連れションする。
 
バカ丸出しだなと密かに苦笑した。
 
 
 
 
 
 
ベナレスの空港はとても小さかった。
 
まるで軍隊の練習用の着陸基地みたいでびっくりした。
 
おもしろい!!
 
と思って写真撮ったら、
 
 
 
はれときどきくもり-DSCF416500010001.jpg
 
 
 
 
 
 
 
鉄砲持った警備のおっちゃんに怒られた。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかもかなり強い口調で‥
 
 
恐かった(T_T)
 
でも、
 
 
写真とれちゃったハート
 
 
 

2011年2月4日金曜日

 
 
 
家とか部屋ってその人の生き方とかを表してると思う。
 
 
生活してるとこだから、その人らしさがガツンと表れ出てくるところだと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
私、家を見るのが大好きだ。
 
 
 
 
 
どんな地域に行っても、家とか建物を自然と見てしまう。
 
 
 
 
ここはこういう所です!!
 
って、自然と自己紹介してくれてるから、単純明解。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だから混乱した。
 
インドはいろんな家や建物があって、
 
 
過去と現在が混ざり合ってて、
 
 
全てが入り混じってて、私の思考が迷路に迷い込んだ。
 
 
おもしれ~
 
 
 
 
 

2011年2月3日木曜日

インドに着いて

 
 
インドに入国する。入国審査はてきとーだった。
 
 
でも隣のレーンはかなり長い。審査の人によって時間はまちまち。英語ができないあたしは、てきとーな人に当たって良かったと胸を撫で下ろした。
 
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さぁ、これから旅が始まるぞ
 
 
 
 
 
 
 
 
まず、空港はとても近代的だったからなんとも思わなかった。
 
 
でも一歩街へ出たら‥‥‥
 
 
なんじゃこりゃ
 
 
 
 
 
はれときどきくもり-ML_DSCF4106000100010001.jpg
 
車ぐちゃぐちゃ
 
クラクションなりっぱなし
 
 
 
 
 
 
 
う、
 
 
!!!!!!
 
 
 
 
 
はれときどきくもり-DSCF4110000100010001.jpg
 
 
 
普通に
 
 
!!!!!!!!
 
 
 
 
 
まぁ想像してたけど、想像以上でびっくりした。
 
 
 
カルチャーショックすぎて、実は松田優作さんの奥さん(松田美由紀さん)が隣のバス停で待機してた事に驚き忘れてた。
 
 
なんかテレビで見たことある人がいるなぁ
 
みたいな呑気な感覚で見ていた。
 
 
後々考えたら、芸能人に会うのなんて初めてだからすごい事だったのに‥
 
 
 
 
ホテルについて、綺麗で安心した。
 
けど‥‥‥
 
 
 
 
外がうるさい‥
 
 
どうやら若者の野外ダンスパーティーが開催されてるらしい。それはホテルの真隣りで行われていた。
 
 
うるさすぎ‥
 
 
でも、
 
インドだから許そう
 
 
いつの間にか爆音の中爆睡していた。
 
 
 

2011年2月1日火曜日

おかゆ事件

私はどうしてもおかゆを持って行きたかった。
お腹を壊しやすいので、現地の食べ物が合わなかったら、おかゆでしのごうと思って。
でも出発直前まで買うのを忘れていた!!
成田空港で買うことにする。
でも、探せども探せども、
見つからない(;_;)あせる
売店のお姉さんに聞きまわり、やっと見つけた所は、地下のコンビニだった。入国エリアの更に地下のコンビニ。
どうやら成田空港ではここにしか売ってないみたい。
あぁ、やっと見つけた‥あせる
安心してインドへ旅立てた。
が、前にも書いたようにインドの食事は意外にも美味しかったハート
よっておかゆは食べることなく、最終日までスーツケースに入ったままとなる。
そしてお土産を入れるスペースが必要だった為、おかゆは結局邪魔物になる。
おかゆ‥
最終的に現地ガイドのアジャーシさんにあげる事になった。
アジャーシさんはとても嬉しそうに受け取ってくれた。
いらなかったからなんて言えない。

産まれました!

5月16日に3328gの男の子出産しました! 予定日プラス4日で産まれてきてくれた我が子。 私の出産劇はけっこうドタバタだったのですが、 助産師さんからは 「超安産でしたね☆」 のお墨付きを頂きましたので、きっと安産だったのだと思います。 陣痛中は、苦...