2012年11月27日火曜日

支援者だけど

ソーシャルワークをしていると、いろいろな事をコワーカーさんから教わります。

人生の先輩から、いろんな言葉を頂くように、

一つの支援で、私が多くの幸せを貰います。

大切な仕事で、大切な私の生活の一部。


問題解決に向けて、一緒に悩ませてもらうから、
やっぱりその中の「死」は大きい。


人の死に関しては抗体は持ちたくないものです。

だから思い切り悲しみます。


2012年11月26日月曜日

相思相愛

H24.11.25 一つの尊い命がこの世界から消えました。


その命は、誰からも見守られることなく、
この世を去っていってしまいました。

その方には愛する一つの希望がありました。
同じ病気と闘った友人です。

その友人と彼の関係は、相思相愛としか言い表せません。

病める時も
苦しみも
喜びも

共に分かち合い
共に尊び
共に生きると誓った二人でした

病気の間の手が二人を別つまで、
二人は本当に生きる喜びをみんなに教えてくれました。

一人は根っからの明るい性格で、みんなの笑いをとり、少しでも辛そうなひとがいると、声をかけ、
顔を見て、にかっと笑う。そういう優しい人。

一人はそれを側で支えながら、その人が出来ない事をそっと陰でやってあげるような人でした。



社会の偏見と闘った二人でした。
精神病という病気が、まだ根強い偏見のもと、社会復帰をし、
社会生活を共に送ってきた二人。


私はそんな二人を近くで見守らせて頂く立場として、
こんな愛情が永遠に続くようにと、思わずにはいられませんでした。



25日の朝、ベットの横で冷たくなっている彼を見つけたのはスタッフでした。
皮肉にも、その日はもう一方が出かけていた日。

苦しかったのでしょうね。
助けを呼びたかったのでしょうね。

その方は、相方の部屋のベットの真横で、
胸を押さえながら、
そのまま冷たくなっていたのです。

最後の最後まで相方の側に居たかった彼の気持ちを思うと、

やるせない気持ちでいっぱいになります。


支援者として感情移入はしてはいけないのでしょうが、
もう一方の気持ちを思うと、胸が苦しい…


家族の愛情の薄いその方を想い、
思い切り喪にふくそうと思います。

私も、その方を忘れません。

どうか、天国で安らかに。
偏見の無い世界で、羽を伸ばして下さい。
もし来世があるのなら、どうか、もう、病気と闘わなくても良い身体で、
大切な人と共に幸せに暮らせる事を祈ります。


2012年11月4日日曜日

パラレルワールド

人は色々な選択をしながら今を生きていると思うけど、この選択をしなかったらどうなっていたかという仮説の道も同時に存在するのであれば、私は両方の道を生きることは出来ないのかと不意に願いたくなった。

選択一つで人生は大きく変わってしまうし、

正解かどうかなんて、

今後の人生を歩んでからしか分からないけど。



『パラレルワールド』に魅かれたのは、村上春樹の小説を読んだからという事だけではない気がする。

『もしこうなってたら』とか『もうこうしていたら』とか、過去を振り返るのは嫌いだし、後悔することはあっても、進んでいく事が後悔しないこれからの未来への一歩だと思っているから、過去に戻りたいとは思わない。

そして、間違った選択でも、もしかしたら必然的に起きるべくして起きたことだと思うことにしてる。


でも、今回は驚くほど迷うし、きっとどっちの選択をしても後悔するんだろうなと思う。

だから意味もなくおびえる。


もう悔しいほど

私の中の塊がぐにゃぐにゃと溶けて

つきものが落ちたように軽くなればいいのに





産まれました!

5月16日に3328gの男の子出産しました! 予定日プラス4日で産まれてきてくれた我が子。 私の出産劇はけっこうドタバタだったのですが、 助産師さんからは 「超安産でしたね☆」 のお墨付きを頂きましたので、きっと安産だったのだと思います。 陣痛中は、苦...