炊き出し‥前の日記で終了したと言いましたが、実は来てくれる患者さんとスタッフ用に、調理実習と称した炊き出しを続けています。
私の病院じたいはライフラインが復旧したのですが、周りの地域は水もガスも通っていない場所があります。
患者さんに満足な量の食の提供は出来ませんが、「自分で作って、食べて生活する力」をつけて頂こうと、炊き出しを続ける事が決まりました。
その中で、悪くなりかけの野菜を『つけもの』にしようと働きかけました。
余った野菜をとにかく漬け込むという、シンプルな料理です。
☆材料☆
・余った野菜(キャベツ、にんじん、大根葉、きゅうり)
・セロリ
・塩
・めんつゆ
☆作り方☆
①野菜を一口大に切る。(包丁が無い場合は人力でちぎる。)
②ボウルに①を入れ、塩でひたすら揉む。
③セロリをみじん切りしたものを加え揉みこみ、めんつゆでしめる。
④ボウルにラップをしき、上に重いモノを置いておく。
完成
ポイントはセロリ
味の素が無かったので、味がぼけてしまいがちと思いきや、セロリを入れる事で引き締まります。
セロリ嫌いには「うげっ‥」って言われたけど、『災害時だ。何でも食え』という事で、その方のセロリ嫌いを克服させる事に成功しました。
まぁでも、セロリなくてもかなり美味しくできます
さっ、これで悪くなった野菜も食べれます
そしてダメになりかけの、ちょっとした臭いも隠せます
そして‥ぶつぎり料理なので、みんなで楽しく出来ます
その名も『ひかり漬け』
あたしが名付けたわけじゃありません。課長が名付けました。
もはや、梅宮辰夫と同じくらいの知名度だと、自負しております。
まぁ、とにかく、つけもの作りは炊き出しにおいて重要な位置をしめてます
悪い野菜があって困ってる方。是非お試し下さい
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