こんな寒い日は被災した日の夜を思い出します。
ダンボールにくるまれながら、『助けて下さい。』の言葉をたくさん聞いた夜。
私は怖くて、自分の病院から一歩も出れませんでした。ラジオから流れる『助けて下さい』のオンパレード。
『周りは火の海です。助けて下さい。』
『雪が降って来ました。屋上にいます。助けて下さい。』
室内にいる事に感謝しながら、傍観者のように聞いていたその言葉が、忘れられずに残っています。
病院で消えていく命も多かった。
悔やむ事は無いと思うのに、その『助けて下さい』の言葉に縛られる時があります。
これからも落込みすぎた誰かが、自分で命を絶たないよう、孤独死が出ないよう、話を聞いていこうと思います。
当時を思いだした今日、こんな企画を目にしました。
鎮魂の花火大会。救えなかった命。
大きな空に、居なくなってしまった仲間に言えなかった言葉、『ごめんね』と『愛してる』と『ありがとう』が咲くといいます。
私は動けなかったけど、そんな状況で動けたスゴイ人達のすごい企画です。賛同される方は賛同下さい。
広げましょう!!
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